年始にかけて大雪に厳重警戒 冬型の気圧配置強まる

気象庁の庁舎

 日本付近は元日にかけて強い冬型の気圧配置となり、北日本から西日本の日本海側を中心に大荒れの天気や大雪となる見込みだ。気象庁は30日、大雪や暴風雪による車の立ち往生などの交通障害や建物被害、暴風、高波に厳重な警戒を呼び掛けた。特に中国地方を中心に31日昼前にかけて急に雪が強まる恐れがある。

 空の便も混乱が続く見通しだ。30日は日航や全日空が150便以上を欠航とし、31日も100便以上の欠航を決めた。

 東北新幹線は、パンタグラフが下りるトラブルが相次ぎ、運転の一時見合わせなどで4本が最大で約50分遅れ、計約1300人に影響が出た。着雪の重みが原因とみられる。


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