米死者数が初の300万超 スペイン風邪以来の伸び率

 【ニューヨーク共同】米国の年間死者数が新型コロナウイルス流行のためことし初めて300万人を突破、昨年比では約15%増加し、伸び率として第1次世界大戦とスペイン風邪流行が重なった1918年以来の大きさとなることが分かった。AP通信が22日伝えた。

 疾病対策センター(CDC)の統計などによると、死者は320万人以上、昨年比で40万人以上増える見通し。新型コロナ死が約32万人で増加の主因だが、肺炎、糖尿病なども増えており、感染が確認されていないケースも含め新型コロナ関連死とみられる。

 1918年は死者数が前年比で46%増だった。


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