JR車両と軽乗用車が衝突、千葉 遮断機押しのけ進入、女性けが

軽乗用車と衝突する事故があったJR内房線の五井―姉ケ崎間の踏切付近=20日午前7時50分ごろ、千葉県市原市

 20日午前7時35分ごろ、千葉県市原市飯沼のJR内房線五井―姉ケ崎間の第1飯沼踏切で、千葉発上総湊行き普通電車が軽乗用車と衝突した。

 市原署などによると、軽乗用車は横転し、運転していた70代ぐらいの女性が救急搬送されたが、搬送時に意識はあり、命に別条はないという。電車の乗客乗員約100人にもけが人はなかったが、1人が体調不良を訴えて救急搬送された。県警が事故原因を調べる。

 JRによると、踏切の遮断機は正常に作動していた。遮断機を押しのけて踏切内に車が進入してきたことに運転士が気付いて非常ブレーキをかけたが衝突した。


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