初場所に向け大関陣が申し合い 貴景勝4勝6敗、合同稽古

合同稽古で相撲を取る貴景勝(左)と高安=19日、両国国技館内の相撲教習所(代表撮影)

 大相撲初場所(来年1月10日初日・両国国技館)に向けた合同稽古2日目が19日、国技館内の相撲教習所で行われ、貴景勝と朝乃山の両大関と小結照ノ富士、高安の元大関の4人による熱のこもった申し合いが繰り広げられた。

 初場所で綱とりに挑む貴景勝は4勝6敗。序盤は高安に上体を起こされる内容もあった。終盤には立ち合いから一気に前に出る本来の押しも見せた。「感覚を磨く方が大事」と話した。

 11月場所で右肩を痛め、初場所を初のかど番で迎える朝乃山も4勝6敗だった。「立ち合いやその後の攻めで全然自分の形になれなかった。そこらへんが課題」と自らに言い聞かせた。


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