2020年12月11日 17:17 | 無料公開
上半身のトレーニングを行う正代=東京都墨田区の時津風部屋(代表撮影)
大相撲初場所(来年1月10日初日・両国国技館)をかど番で迎える大関正代は11日、東京都墨田区の時津風部屋で四股やすり足の基本運動とゴムチューブなどを使った上半身のトレーニングを入念に行った。相撲を取る稽古の再開については「体と相談して決める」と慎重だった。
新大関の11月場所で左足首を負傷し2014年春場所の初土俵以来初の休場。「場所が始まってから余裕がなかった。精神的に。それがけがにつながった」と看板力士の難しさをかみしめた。
昇進2場所目で、かど番の重圧と向き合う精神力も問われる。