北京五輪、今季のテスト大会中止 コロナで国際スキー連盟

 【ベルリン共同】国際スキー連盟(FIS)は4日、新型コロナウイルスの影響で、2022年北京冬季五輪に向けた今季のテスト大会を全て中止すると発表した。五輪の1シーズン前に本番を想定した運営などを確認する国際大会が行われない異例の事態となった。

 スノーボードとフリースタイルの世界選手権(来年2月18〜28日・張家口)が取りやめになったほか、アルペン女子やノルディックのジャンプ、複合男子、距離のワールドカップ(W杯)なども実施しない。中国以外での代替開催を模索する。中国は入国後14日間の隔離措置を義務付けており、FISは国際大会を開催するのが難しいと判断した。


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