宮崎・都農町でも鳥インフル 政府、まん延防止へ連携

宮崎県日向市の養鶏場で防疫作業をする担当者=1日午前(同県提供)

 宮崎県は2日未明、同県都農町の養鶏場で鶏の死骸が見つかり鳥インフルエンザの検査で感染を確認したと発表した。高病原性の疑いもあり、遺伝子検査をして解析を進める。1日に感染が確認された日向市東郷町の約4万羽は殺処分が完了。政府と県はまん延防止に向け連携して対処する。

 都農町の養鶏場ではブロイラー約3万羽を飼育しており、複数の鶏の死骸が見つかった。この3万羽も殺処分する。周辺は県内最大の養鶏場の密集地で、鶏などの搬出が制限される半径10キロ以内に141養鶏場、546万羽が飼育されている。


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