高校ラグビー、無観客開催へ調整 「花園」、コロナ感染拡大防止

花園ラグビー場=大阪府東大阪市

 12月27日から大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕予定の第100回全国高校ラグビー大会が、新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客での開催を目指すことで最終調整されていることが30日、関係者への取材で分かった。

 記念大会として史上最多63校が出場。使用するグラウンドは複数あるものの、会場が一定のエリアに集中することから、主催者側は専門家を交えて開催方法を協議していた。大阪府の感染状況や全国から出場校が集まる移動、宿泊に伴う感染リスクを考慮。来年1月9日予定の決勝までの全日程を消化するためにも、開催するには無観客が妥当とした。開会式中止は発表している。


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