暴行容疑で男性巡査を書類送検 京都府警、現行犯逮捕も発表せず

京都府警本部=京都市上京区

 酒に酔って路上で女性を殴ったとして、京都府警は26日、暴行容疑で北署の20代の男性巡査を書類送検し、戒告の懲戒処分とした。府警は巡査を現行犯逮捕していたが、数時間後に釈放し、発表していなかった。

 書類送検容疑は9月20日午後11時半ごろ、京都市中京区で、路上でトラブルとなった通行人の30代女性の顔を殴った疑い。

 府警によると、110番で駆け付けた中京署員が翌21日午前0時すぎに暴行容疑で現行犯逮捕。同日明け方には釈放した。

 府警監察官室は、発表しなかった理由について「逮捕しても留置しないケースは発表していない」と説明している。


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