山岡議員側に選管3回注意 新聞広告、公選法抵触恐れ

立憲民主党の山岡達丸衆院議員

 立憲民主党の山岡達丸衆院議員(北海道9区)の事務所が4〜7月、区内で発行されている新聞3紙に肩書や顔写真を入れた広告を出し、道選挙管理委員会から公選法が禁じる事前運動に当たる恐れがあるとして3回にわたって注意されていたことが24日、道選管への取材で分かった。

 広告は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた中小企業の経営者や個人事業主を対象に事務所が設置した無料相談ダイヤルに関する内容。顔写真に加え、「衆議院議員 山岡達丸」とも記されていた。

 事務所は取材に「コロナで困った人を助けるのが目的で、実際に1200件ほど相談が来た」としている。


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