東証、一時29年半ぶり高値 大統領引き継ぎ容認好感

上げ幅が一時684円を超えた日経平均株価を示すボード=24日午前、東京都中央区

 連休明け24日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発した。上げ幅は一時600円を超え、4営業日ぶりに2万6000円を回復。29年半ぶりの高値を付け、バブル経済崩壊後の最高値を更新した。トランプ米大統領が民主党のバイデン次期大統領への引き継ぎ開始を容認し、政権移行を巡る不透明感が和らいだのを好感した。新型コロナウイルスのワクチン開発進展への期待も後押しした。

 午前終値は前週末終値比669円27銭高の2万6196円64銭。東証株価指数(TOPIX)は38・41ポイント高の1765・80。


  • LINEで送る