米印豪と共同訓練の護衛艦帰港 海賊対処、「おおなみ」横須賀に

海上自衛隊横須賀基地に帰港した護衛艦「おおなみ」=24日午前、神奈川県横須賀市

 アフリカ東部ソマリア沖アデン湾で海賊対処活動に当たった海上自衛隊の護衛艦「おおなみ」が24日、海自横須賀基地(神奈川県横須賀市)に帰港した。おおなみは今月、インド沖で米国、オーストラリア、インドとの共同訓練にも参加した。

 訓練に参加した4カ国は「自由で開かれたインド太平洋」構想の下で連携を強化。覇権主義的な動きを強める中国が念頭にあるとみられる。一方、中国や同国に接近するロシアは同構想に警戒感を示している。

 防衛省によると、おおなみは11月3〜6日の日程で、インド沖のベンガル湾で共同訓練「マラバール」に参加し、対潜水艦や対空戦を想定した訓練を実施した。


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