スキー佐々木明が映像作品を上映 谷川岳に挑んだ4年間の足跡

谷川岳のマチガ沢を滑る佐々木明(中央)。12日に上映会が行われたドキュメンタリー「TWINPEAKS」の一こま(本人提供)

 アルペンスキーのワールドカップ(W杯)で日本勢最高の2位に3度入った実績を持ち、2014年に山岳スキーのプロに転身した佐々木明が12日、群馬・新潟県境の谷川岳でコース外の急斜面を滑るバックカントリーの映像などを集めたドキュメンタリー「TWINPEAKS」の上映会を東京都内で実施した。

 危険な谷川岳の絶壁「マチガ沢」を攻めるため、ノルウェーの急峻な峰やモンゴルの氷河で鍛錬を積んでから挑んだ4年間の冒険を追った。山岳スキーの権威たちも脱帽させた佐々木は「何度表彰台に立っても満足できないアルペンと同じ。もっと上に行ける」と次のプロジェクトへの意欲を見せた。


  • LINEで送る