東京パラでIF対象にセミナー 簡素化、感染防止対策を報告

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は6日、パラリンピックの国際競技連盟(IF)を対象に、新型コロナウイルスの影響で来年に延期となった大会の準備状況などを説明するセミナーをオンラインで開いた。会議冒頭のあいさつで、組織委の小谷実可子スポーツディレクターは「大会の成功のためにはIFとの緊密な意思疎通が極めて重要」と強調した。

 セミナーには大会で実施される22競技のIFから約50人が参加した。組織委からは簡素化の取り組みや、大会時の感染防止策の現状などを報告。IF側からは入国ルールに対する質問や、競技会場を視察したいという要望が寄せられたという。


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