本田望結が応援役に 第99回全国高校サッカー

サッカーボールを手にする本田望結

 俳優でフィギュアスケート選手の本田望結が日本テレビ系で放送される第99回全国高校サッカー選手権大会(12月31日〜来年1月11日)の「応援マネージャー」に就任した。新型コロナウイルス禍の中での開催。「試合ができる喜びを感じて、目いっぱい楽しんで」と選手らにエールを送る。

 自身も今年高校1年になり、勉学に励みながらスケート選手として活躍するアスリート。「たくさんの試合が中止になって、久々に出場した大会では思わずニコニコしてしまうほどリンクの上に立てたのがうれしかった」と顔をほころばせる。

 「練習で準備したことを全て発揮できるのが理想だけれど、私はこれまで、そんな演技ができたことはない。世界のトップクラスでも、なかなか難しい」と明かす。「思うように練習ができないなどさまざまな制約があるとは思うけれど、今できることをやり切って、本番に臨んでほしい」

 普段はあまりスポーツ観戦はしないというが、前回の高校サッカー決勝戦は現場に足を運んだ。「スケートは演技が始まればコーチに相談すらできない孤独な戦い。サッカーはグラウンドでは声を掛け合って、スタンドからは生徒や学校の偉い人まで一つになって声援を送っていて圧倒された」と振り返る。

 「ただ選手が自分が頑張るだけじゃない。そこにある思いやドラマを、応援マネージャーとしてテレビを通じて伝えていきたいです」


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