米の9月消費支出1・4%増 伸び率が拡大、先行き懸念も

間仕切りのあるレストランで食事をする人たち=21日、サンフランシスコ(AP=共同)

 【ワシントン共同】米商務省が30日発表した9月の個人所得・消費統計(季節調整済み)は、個人消費支出が前月比1・4%増だった。伸び率は8月の1・0%から拡大した。ただ、米国では新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、外食などサービス業を中心に消費の先行きが懸念されている。

 9月の消費支出はモノが2・0%増、サービスは1・1%増だった。個人所得は0・9%増。

 個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比1・4%上昇し、上昇率は8月(1・3%)から拡大した。だが連邦準備制度理事会(FRB)が目標とする2%超を引き続き下回った。前月比では0・2%上がった。


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