JR東日本、2643億円の赤字 9月中間、鉄道以外も悪化

JR東日本の乗客数の推移

 JR東日本が28日発表した2020年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比48・2%減の7872億円、純損益は2643億円の赤字(前年同期は1885億円の黒字)となった。新型コロナウイルス感染拡大により、ホテルや駅構内店舗など鉄道以外の事業も大幅に収支が悪化した。赤字は中間決算として初めて。

 同日中間決算を発表したJR東海も連結純損益が1135億円の赤字(前年は2575億円の黒字)に落ち込んだ。

 JR東日本の赤石良治常務は東京都内で記者会見し「固定費削減など構造改革を全グループを挙げてしっかり取り組み、来年度は黒字化する」と述べた。


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