「健康に無関心」が3〜4割 習慣改善、面倒との回答も

厚労省が入る合同庁舎

 食習慣・運動習慣について改善への関心やその意向がない人は、20歳以上の男女の3〜4割に上ることが27日、厚生労働省の国民健康・栄養調査で分かった。仕事や家事などで忙しいとの理由が多かったが「面倒くさい」との回答も目立った。

 厚労省によると、食習慣と運動習慣の改善に関する質問で、(1)「関心がない」(2)「関心はあるが改善するつもりはない」と答えた人を広義の健康無関心層と捉え、対策を検討するという。

 食習慣の定着の妨げになる点を複数回答で尋ねると、「特にない」が35%で最多。運動習慣では「仕事(家事・育児など)が忙しくて時間がない」が38%で最多となった。


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