2020年10月23日 19:45 | 無料公開
閑散とする国立競技場周辺=4月
日本オリンピック委員会(JOC)は23日、新型コロナウイルスの影響に関する選手へのアンケート結果を公表し、4〜5月の緊急事態宣言発令中は7割近くが「大きな練習の制限があった」、宣言解除後も約4割が「中程度以上の練習制限がある」と回答したことが分かった。国内競技団体のコーチらとのオンライン会議で結果を示した。
緊急事態宣言発令中に練習が制限された要因は、施設の閉鎖などにより「場所がなかった」が最も多く、次に「人目が気になった」が続いた。調査結果を受け、JOCの尾県貢選手強化本部長は「いかにアスリートが困っているか分かった」と述べた。