五輪、手荷物検査で実証実験 「検温シール」もテスト

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は19日、観客らが競技会場に入る際に通る手荷物検査エリア運営の実証実験を東京都内で開始した。21日まで3日間行う。新型コロナウイルスの感染対策を踏まえた手順を検証し、本番時の計画策定に生かす。

 入場時の検温は一般的なサーモグラフィーや非接触型の検温計のほか、手首などに貼るだけで発熱しているかどうかがすぐに分かる海外製の「検温シール」もテストする。ソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保した待機列を設定した場合や、各種対策を取った場合にどれだけスムーズに検査エリアを通過できるかなどを調べる。


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