魅力度調査、茨城が最下位を脱出 8年ぶり、1位は北海道

ネモフィラの青い花が見頃を迎えた国営ひたち海浜公園。花の名所として有名で、茨城県を代表する観光地の一つだ=4月15日、茨城県ひたちなか市

 民間シンクタンク「ブランド総合研究所」(東京)は14日、2020年の都道府県別魅力度ランキング調査で、1位は12年連続で北海道だったと発表した。2位は京都府、3位は沖縄県と続いた。7年連続最下位だった茨城県は42位で、8年ぶりに最下位を脱出した。

 茨城県は18年、情報発信を強化するため「プロモーション戦略チーム」を設置。若者向けに動画投稿サイト「ユーチューブ」で動画配信するなど、県産品のブランド化や観光誘致を推進した。現在のチームリーダーの谷越敦子さんは「(ランキングは)影響力が大きいので気になっていた。県の認知度が上がってきた」と手応えを語った。


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