2020年10月8日 06:30 | 無料公開
【パリ共同】建築家安藤忠雄さんが改修を手掛け、パリの歴史的建造物「ブルス・ドゥ・コメルス(商品取引所)」を現代美術館に生まれ変わらせる計画を進める財団「ピノー・コレクション」は7日、来年1月23日に開館すると発表した。今年6月の開館予定だったが、新型コロナウイルスの流行で延期していた。地元メディアが伝えた。
新美術館は、フランスの実業家で美術収集家としても知られるフランソワ・ピノー氏が自身のコレクションを展示する拠点となる。安藤さんは、一部は18世紀にさかのぼる旧商品取引所の建築を生かした改修案を策定。展示スペースは昨年12月にほぼ完成した。