2020年10月5日 07:34 | 無料公開
１９９９年１０月、パリで開かれたファッションショーで、モデルらに囲まれ祝福される高田賢三さん（ロイター＝共同）
【パリ共同】世界的服飾デザイナー高田賢三さんの訃報は４日、高田さんも長年参加したパリ・コレクションがちょうど開かれているパリのファッション業界や文化関係者らに悲しみを広げた。「東西の文化を融合させファッションの新ページを開いた」とたたえ、死を悼む声が相次いだ。
フランスのバシュロ文化相は公式に追悼声明を発表し「パリで最初に頭角を現した日本人デザイナー」で「誰にも見分けられるスタイルで、文化の結合が特徴だった」と言及。パリのイダルゴ市長はツイッターに「パリは今日、自身が生んだ息子の一人の死を悲しむ」と投稿した。
