インフルワクチン10月1日から まず高齢者、コロナ同時流行懸念

 今冬のインフルエンザワクチンの接種が10月1日から始まる。症状では見分けのつかない新型コロナウイルスとの同時流行を懸念して接種を希望する人が増えるとみられ、厚生労働省は、感染すれば重症化の恐れがある65歳以上の高齢者と60〜64歳で心臓や呼吸器の機能に障害がある人が優先して接種を受けられるよう協力を呼び掛けている。

 厚労省によると、ワクチンは約6300万人分を確保の見込み。優先対象以外の人は10月26日が接種開始日。医療従事者や65歳未満で持病のある人、妊婦、生後6カ月から小学校2年の子どもの希望者が円滑に接種を受けられるよう医療機関に配慮を求めている。


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