フェンシングで高校総体代替大会 歴代五輪代表ら有志が開催

中止となったインターハイに代わる大会をと、歴代五輪代表ら有志の呼びかけで開催された高校生のフェンシング大会。準決勝まで勝ち残った選手たちは照明を落とした本格的な演出の下、ピストの上で躍動した=25日、神奈川県箱根町

 新型コロナウイルスの影響で今夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)が中止されたことを受け、フェンシングの歴代五輪代表ら有志が25日、神奈川県箱根町で高校生を対象にした全国規模のオープン大会「High School Japan Cup 2020」を開催した。

 準決勝からは会場を暗くしてピスト(競技コート)をライトアップする演出もあり、多くの高校生にとっては貴重な体験となった。女子サーブルで優勝した河野真央選手(東京・慶応女高)は「インターハイがなくなってから一番の目標にしてきた。いろいろな方の協力で試合ができて感謝したい」と話した。


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