2020年9月23日 18:12 | 無料公開
東京五輪・パラリンピックに向け、新型コロナウイルス対策を検討する調整会議の第２回会合であいさつする杉田和博官房副長官＝２３日午後、首相官邸
政府は２３日、来夏に延期された東京五輪・パラリンピックに向け、新型コロナウイルス対策を検討する調整会議の第２回会合を首相官邸で開催した。入国を原則拒否する国・地域から特例で選手らを受け入れるための仕組みについて大会組織委員会や東京都と議論。日本滞在中の対応など競技実施に向けた制度の方向性を確認する。
会議の議長を務める杉田和博官房副長官は冒頭で「徹底した感染防止対策と練習などの円滑な準備活動の両立が必要」として「アスリートは大会の主役。安心安全な環境の下で最高のパフォーマンスを発揮できるようにする」と述べた。計５回の会合を経て年内をめどに中間報告を示す。
