2020年9月23日 08:50 | 無料公開
国連総会一般討論のビデオ演説を事前収録する韓国の文在寅大統領(韓国大統領府提供=共同)
【ソウル共同】韓国の文在寅大統領は23日(米東部時間22日)、国連総会の一般討論演説で、新型コロナウイルスの対応には国境を越えた協力が必要だとし、韓国と北朝鮮、日本、中国、モンゴルが参加する「防疫・保健協力の新しい枠組みを創設すべきだ」と提案した。
文氏は事前に収録したビデオ演説で「戦争以上に人類を脅かしているコロナ危機を前にし、隣国の安全が自国の安全と直結していることを深く認識するようになった」と指摘。北東アジア地域で防疫・保健協力に向けた枠組みを新設することが、安全保障にも寄与すると強調した。