履正社高が夏の優勝旗返還 甲子園球場で代替式典

優勝旗を返還する履正社の関本勇輔主将=19日午後、甲子園球場(代表撮影)

 昨夏の第101回全国高校野球選手権大会で初優勝した履正社高(大阪)による優勝旗返還式が19日、兵庫県西宮市の甲子園球場で実施された。例年は夏の甲子園大会の開会式で前年優勝校が返還するが、今夏は新型コロナウイルス感染拡大で第102回大会が中止になったため、式典が代替開催された。

 履正社高の野球部員は、西宮市立西宮高の女子生徒の先導で右翼側から入場行進。マウンド付近に整列し、関本勇輔主将が優勝旗を返還した。同主将は「来年は大会が開催されることを願っています」とあいさつした。

 吹奏や合唱も行われ、部員や保護者らのほか、一般客は約620人が招待された。


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