ジェットスターで希望退職 一部路線縮小も検討

ジェットスター・ジャパンの旅客機

 新型コロナウイルスの影響で運休や減便が続く格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)が、パイロットや客室乗務員を対象に希望退職を募集していることが16日、同社への取材で分かった。一部路線の縮小も検討している。

 同社によると、在籍するパイロットは約200人、客室乗務員は約400人いる。今月に入り、希望退職のほか長期の無給休暇を提示した。客室乗務員には配置転換希望も募る。

 同社は「運航規模の縮小は避けられず、全社的に人員配置や人数の適正化を図る」としている。募集人数は明らかにしていない。


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