照ノ富士「自信持ってやるだけ」 初日に貴景勝戦、懸かる連覇

大相撲秋場所に向けて稽古する照ノ富士=8日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋(日本相撲協会提供)

 大相撲7月場所で30場所ぶりの復活優勝を遂げた元大関の幕内照ノ富士が11日、報道陣の電話取材に応じ、秋場所(13日初日・両国国技館)の初日に大関貴景勝との対戦が組まれ「いつ当たってもいいと思って、やれることはやってきた。自信を持ってやるだけ」と落ち着いて話した。

 先場所の幕尻から東前頭筆頭に上昇。一時は序二段まで落ちた自身と入れ替わるように番付を上げた貴景勝に「地力もあり、稽古もよくしていたので、上がると分かっていた」と力を認める。

 師匠の伊勢ケ浜親方は「膝などのけがを考えながらやってきた。持っているものをしっかり出して、頑張るだけだ」と激励した。


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