2020年8月20日 06:00 | 無料公開
新型コロナの影響で来夏に延期された東京五輪の聖火リレーについて、大会組織委員会が全国47都道府県を巡る当初の121日間の日程を基本的に維持する方針を固めたことが19日、分かった。来年3月25日に福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」をスタートする計画で再度、準備に入る見通し。
ただし、今後の感染状況次第では、日数を含め実施方式を見直す可能性もある。
組織委は大会延期に伴い、運営全般に関わるコスト削減などのため、聖火リレーも簡素化を検討。しかし、日数を減らしても経費圧縮の効果は薄く、変更には自治体やスポンサーなどの理解を得る必要もあることから見送られた。