将棋の藤井棋聖、二冠に挑む 王位戦第4局、1日目終了

第61期王位戦7番勝負第4局1日目を終え、封じ手を立会人(右)に手渡す藤井聡太棋聖。中央は木村一基王位=19日午後、福岡市(日本将棋連盟提供)

 将棋の最年少タイトル保持者、藤井聡太棋聖(18)が木村一基王位(47)に挑む第61期王位戦7番勝負第4局は19日、福岡市で行われ、後手の藤井棋聖が42手目を封じて1日目を終えた。ここまで3連勝の高校生プロは、棋聖戦に続き二冠獲得を狙う。

 対局場は大濠公園能楽堂の舞台。戦型は力勝負になりやすい「相掛かり」から、難しい読み合いが続いている。

 藤井棋聖は7月16日、最年少の17歳11カ月でタイトルを奪取した。王位戦のシリーズであと1勝すれば、二冠を獲得し、最高の九段に次ぐ八段に昇段。いずれも最年少記録を達成する。2日目は20日午前9時開始、夜には終局の見通し。


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