女流将棋の清麗戦、里見が初防衛 3勝2敗で上田破る

第2期清麗戦第5局で上田初美女流四段(右)に勝ち、初防衛した里見香奈清麗=18日、東京都渋谷区の将棋会館(日本将棋連盟提供)

 将棋の第2期清麗戦5番勝負の第5局は18日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、後手の里見香奈清麗(28)が146手で挑戦者の上田初美女流四段(31)を破り、3勝2敗でタイトル初防衛した。

 里見清麗は今シリーズ、2連勝の後、2連敗を喫したが、最後に実力を示した。これで女流名人、女流王位、倉敷藤花と合わせ四冠を維持。女流タイトル獲得が通算41期となり、清水市代女流七段(51)が持つ最多43期まであと2期に迫った。


  • LINEで送る