高校野球、東海大菅生が劇的勝利 東西優勝校による対抗戦

 高校野球の夏の甲子園大会、地方大会中止にともなう東京の独自大会優勝校同士による東西対抗戦が10日、東京都八王子市のダイワハウススタジアム八王子で行われ、東海大菅生(西東京)が帝京(東東京)に3―2でサヨナラ勝ちし「夏の東京王者」となった。

 東京都高野連によると、甲子園出場校が東西に分かれた1974年以降、夏の東京ナンバーワンを決めるのは初めて。

 東海大菅生は0―2の九回、森下の左中間三塁打で追い付き、臼井の安打で試合を決めた。森下は「ほかの年にはない大会で優勝できてうれしい」と声を弾ませた。若林監督は「やってきたことが間違ってなかった」と語った。


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