甲子園交流試合が開幕 異例の1年、球児が夢舞台に

2020年甲子園高校野球交流試合の開会式で整列する花咲徳栄(手前)と大分商の選手たち=10日午前、甲子園球場

 2020年甲子園高校野球交流試合は10日、兵庫県西宮市の甲子園球場で32校が参加して開幕した。新型コロナウイルスの感染拡大で春の第92回選抜大会と夏の第102回全国選手権大会が中止となった異例の1年。高校球児の夢舞台が始まった。

 今春の選抜大会に選出された32校が招待された。感染リスクを減らすため、チームの移動と宿泊を可能な限り短縮し、甲子園練習やリハーサルはなかった。開会式は全出場校による入場行進は行われず、第1試合で戦う大分商と花咲徳栄(埼玉)だけが参加し、両校の主将が選手宣誓した。

 1校1試合ずつの計16試合を10〜12日と15〜17日に実施する。


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