お盆休み、そろりスタート コロナ禍で予約低調

JR東京駅で新幹線に乗り込む子ども連れの乗客=8日午前

 お盆休みの帰省シーズンに入った。8日は例年なら各交通機関の下り線が最も混み合う最初の土曜。政府は観光支援事業「Go To トラベル」で旅行需要の喚起を図るが、新型コロナウイルスの感染拡大で、自治体からは移動自粛要請が相次いでおり、静かなスタートになりそうだ。

 JR各社が7月22日に発表した集計では、8月7〜17日の新幹線と在来線特急の指定席予約は前年同期比79%減。JRがお盆期間の初日とする7日は各新幹線では空席が多く、東北新幹線などでは自由席乗車率が5%にとどまる列車もあった。

 航空各社は国内、国際線とも減便が続く。


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