2020年8月7日 23:40 | 無料公開
中止となった「青森ねぶた祭」の代替イベントで展示された武者灯籠の前で記念撮影する人たち=7日夕、青森市
新型コロナウイルスの影響で中止となった「青森ねぶた祭」の代わりに、巨大な武者灯籠の前でねぶたばやしの演奏を楽しむイベントが7日、青森市で開かれ、色鮮やかなねぶたや笛太鼓の演奏に、マスク姿の市民が盛り上がった。
会場の公園には、高さ約5メートル、幅約9メートルのねぶた3台を展示。演奏が始まると、集まった観客から「ラッセラー」と掛け声が上がった。密集を避けるため、抽選で選ばれた市民約4千人を2組に分け、時間交代制にした。
家族で来ていた青森市の会社員川村マキさん(46)は「おはやしを聞くとやっぱり血が騒ぎます」と笑顔で話した。