共通テ第2日程、10万人分準備 都道府県内に複数会場も

 新型コロナウイルス感染症への対応として設けた大学入学共通テストの「第2日程」について、萩生田光一文部科学相は7日の閣議後記者会見で、最大10万人の受験を想定して準備を進めていると明らかにした。

 第2日程の会場は全都道府県に設置することになっており、萩生田氏は北海道などでは複数設ける可能性を示唆。出願時にどちらかの日程を選ぶ必要があり「できるだけ早い時期に会場を公表したい」と述べた。

 文科省が7月に高校を通じて現役受験生の聞き取りをしたところ、約3万2千人が第2日程の受験を希望していた。第2は、第1日程を体調不良などで欠席した場合の追試験にもなっている。


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