2020年8月6日 12:45 | 無料公開
【ジュネーブ共同】世界反ドーピング機関(WADA)は5日、組織的な不正で東京五輪・パラリンピックなど主要国際大会から4年間除外の処分を受けたロシアに、改革を主導する同国反ドーピング機関(RUSADA)のガヌス代表を解任する動きがあるとして「強い懸念」を表明した。独立性を欠く処遇には、追加措置で応じる可能性があると警告した。
WADAの声明は、RUSADA監督委員会によるロシア・オリンピック委員会(ROC)などへの解任勧告を受けたもの。ロイター通信によると、ROCはガヌス氏による不正経理の疑いを追及しているが、本人は否認した。