二輪車のデイライト装着を解禁 安全向上、車幅灯は義務化

 国土交通省は5日、二輪車への昼間走行灯(デイライト)装着を解禁する方針を明らかにした。日中、周囲に存在を知らせることができ、視認性を向上させて交通安全につなげる。9月下旬ごろに保安基準を改正する。

 車幅灯、側面反射板(リフレクター)の取り付けも義務化。2023年9月以降に国の認証を受ける新型車(ミニバイクは25年9月以降)を対象とする。

 デイライトは車体の前面に装着することを想定。乗用車や歩行者がバイクの動きを把握しやすいよう、デイライトかヘッドライトを常時点灯させ周囲が一定の暗さになった場合はヘッドライトに自動的に切り替わる仕様にすることを条件とする。


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