ネット活用の株主総会運営を支援 三菱UFJ信託がサービス提供へ

インタビューに答える三菱UFJ信託銀行の長島巌社長

 三菱UFJ信託銀行はインターネットを使った「バーチャル株主総会」で、投票による議決権行使や経営陣への質問がその場でできるサービスを来年度から顧客企業向けに提供する。会場に足を運ばなくても企業との対話が可能になり、地方に住む株主などに恩恵が広がりそうだ。長島巌社長(57)が4日までの共同通信のインタビューで明らかにした。

 長島氏は「高齢者や地方在住者が参加できる仕組みを整えたい」と強調した。企業の代わりに専門の映像配信会社を手配するほか、課題だった回線の遮断リスクへの対応策も準備し、総会運営を支援する考えを示した。


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