時短「商売にならず」嘆き次々 居酒屋、苦境に追い打ち

東京・新橋の飲食店街=3日午後7時11分

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く東京都で3日、酒類を提供する店やカラオケ店の時間短縮営業が始まった。繁華街の居酒屋は、新型コロナの影響で売り上げ減少が長引く中、再びの時短が追い打ちに。「これでは商売にならない」などと嘆く声が上がった。

 JR新橋駅前の居酒屋「根室食堂」は、都の要請を受け閉店を午前0時から午後10時に早めた。平山徳治店長(48)は「都内の1日の感染者数が再び100人を超えてから客足が遠のいた。収束しないと店を開いていても売り上げが見込めない」と諦め顔だ。


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