米民間宇宙船、地球に帰還へ 2人乗せステーション離脱

クルードラゴン(右)。上半分は人が乗るカプセルで、下半分は貨物室(スペースX提供・共同)

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は7月31日、NASAの飛行士2人を乗せた米スペースX開発の新型宇宙船クルードラゴンが1日午後(日本時間2日午前)に国際宇宙ステーションを離脱、2日午後(同3日午前)に地球に帰還すると発表した。

 米南部フロリダ州沖の海に着水する予定。日程は気象状況によって変わる可能性がある。

 計画では、クルードラゴンはステーションを離脱後、徐々に高度を下げ、貨物室を分離。大気圏に突入し、パラシュートを開いて減速、海に着水する。着水の候補地は7カ所あり、気象条件で絞られるが、メキシコ湾側が有力となっている。


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