クロマグロ漁にエコラベル 世界初、宮城の漁業会社

資源管理に配慮したと認められた水産物に付けられるMSCの「海のエコラベル」

 東大西洋でクロマグロ漁を行う宮城県気仙沼市の漁業会社臼福本店が、資源管理に配慮した持続可能な水産物の認証「海のエコラベル」を取得する見通しとなった。関係者が1日、明らかにした。国際組織「海洋管理協議会(MSC)」による認証で、絶滅の恐れが高いとされるクロマグロ漁での取得は世界で初めて。

 MSCは、同社の取り組みが国際的な規制に従い、漁獲後の流通管理を徹底しているなどとして、認証基準に適合すると評価。東大西洋のクロマグロは資源管理が進み、増加傾向にあることも加味して判断した。


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