宝塚大劇場公演、4カ月ぶり再開 「密」回避で演出の一部変更も

兵庫県宝塚市の宝塚大劇場=17日

 宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)は17日、新型コロナウイルスの感染拡大で中止していた宝塚大劇場(同市)での公演を約4カ月ぶりに再開した。大劇場では3月9日以来、同歌劇団としては同22日(東京宝塚劇場)以来の公演となった。

 上演されたのは、全公演中止となっていた花組のミュージカル「はいからさんが通る」。舞台上で「密」になることを防ぐため、フィナーレの群舞について、登壇者を減らすなど演出の一部を変更した。

 販売席数は客席総数の約半分の1274席にし、通常140人の立ち見も20人に絞り、前売りで全て完売した。


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