中間貯蔵、年内に候補地 関電社長インタビュー

インタビューに応じる関西電力の森本孝社長

 関西電力の森本孝社長(64)は15日までに共同通信のインタビューに応じ、2020年を念頭に置く使用済み核燃料の中間貯蔵施設の候補地選びに関し「(目標時期は)全く変わっていない。約束を果たせるようにしっかりやっている」と述べた。金品受領問題については「失った信頼の回復に向けて不断の努力をしていく」と語った。

 関電は中間貯蔵施設の候補地を福井県外で18年内に選定すると福井県に約束したが断念し、20年を念頭とする目標を再設定した。だが金品受領問題で信頼は失墜し、20年末まで残された時間は半年足らずとなった。選定へのハードルは高そうだ。


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