南シナ海巡り対中制裁も 米国務省高官が表明

スティルウェル米国務次官補

 【ワシントン共同】スティルウェル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は14日、米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)のインターネット会合で講演し、南シナ海への進出を強める中国に対し、制裁を科すことも排除しないとの考えを表明した。

 南シナ海を巡る中国当局者らへの制裁措置の可能性を問われ「何も問題はない。その余地はある」と述べた。同時に、中国に対抗するため、日本やオーストラリア、インドや東南アジア諸国と連携を継続する考えも示した。


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