五輪全会場「使用可」見通し 日程維持、17日にも公表

 新型コロナウイルスの感染拡大で来夏に延期された東京五輪・パラリンピックで、従来の計画で予定されていた全ての競技会場などの施設が、来年の大会でも使用できる見通しになったことが8日、分かった。五輪の競技日程も延期決定前の計画を基本的に維持する。大会組織委員会は国際オリンピック委員会(IOC)総会の行われる17日に公表する方向で調整している。

 来夏の五輪は、旧計画を1日前倒しした7月23日に開幕し、8月8日までの17日間で行われる。開幕2日前の7月21日に福島県でのソフトボールで競技を開始する形も踏襲する見通し。


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