感染増東京、緊急宣言該当せず 内閣府の宮下副大臣、参院厚労委

 内閣府の宮下一郎副大臣は2日の参院厚生労働委員会の閉会中審査で、東京都の新型コロナウイルス感染者数が増加していることに関し、現時点で緊急事態宣言の再発令に該当しないとの考えを示した。「いま時点で宣言を発出することにはならない」と述べた。

 東京都は1日、感染者が新たに67人報告されたと発表。緊急事態宣言解除後の最多を更新した。1日当たりの新規感染者数が50人を超えたのは6日連続だった。

 宮下氏は「一つの指標をもって発出することにはならない。総合的に判断して、宣言を出す必要があるか判断する」と強調した。立憲民主党の田島麻衣子氏への答弁。


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