2020年6月30日 16:54 | 無料公開
「『映画館に行こう!』キャンペーン2020」の記者会見が東京都内で開かれ、アンバサダーを務める俳優の役所広司が登場した。役所は「コロナショックを乗り越えてもっと豊かで誇らしい日本映画界になるよう、みんなで頑張りたい」と宣言した。
映画館の安心、安全を発信することが目的で、期間は8月31日まで。公式サイトで各興行会社の感染予防対策を紹介、役所を皮切りに映画業界人10人が映画館の魅力を語る「リレー動画」を展開する。
ようやく撮影を再開した映画もあり、俳優仲間から現場の様子を聞いたという役所は「撮影は人と触れ合って成立するもの。(コロナ禍での作業に)みんな苦労しているみたい」と説明した。
それでも「覚悟と努力があれば、優れた作品が生まれると信じている」と前を向き、「安心、安全のためにスタッフも頑張っている。映画館で、映画を見てほしい」と呼び掛けた。